運営者プロフィール

はじめまして。現役面接官のトリです。

はじめまして。 このブログ「ほこりまるけの面接ノート」の運営者、トリと申します。

数ある転職ブログの中から、ここに辿り着いてくださったこと、心から感謝いたします。

私は現在、都内にあるIT企業で人事部長を務め、日々、多くの候補者の方々と向き合い、採用の最終決定にも関わっています。

面接官として、これまで累計3,000人以上の方とお会いしてきました。その中には、輝かしいキャリアを歩んでこられた40代、50代の方も、少なくとも500人以上いらっしゃいます。

そんな私が、なぜ、本業の傍らでこのようなブログを運営しているのか。

それは、面接という「真剣勝負の場」で、あまりにも多くの「もったいない出会い」を目の当たりにしてきたからです。

面接官が抱える、静かなる「歯がゆさ」

素晴らしい実績と、誠実な人柄。 管理職としてチームを率い、困難なプロジェクトを成功に導いてきた、確かな経験。

書類選考の段階では「ぜひ、お会いしたい!」と期待に胸を膨らませた40代、50代の候補者の方が、面接の場で、ほんの少しの「伝え方のズレ」によって、本来得られるべき評価を逃してしまう。

  • 過去の成功体験を、つい「武勇伝」のように語ってしまう。
  • 年下の面接官を前に、どう振る舞うべきか戸惑い、態度が硬直してしまう。
  • ご自身の経験の「何が」本当に価値があるのかを客観視できず、ピントのずれた自己PRをしてしまう。

面接官として、その方のポテンシャルは痛いほどわかるのです。 しかし、面接は「ポテンシャル」を汲み取る場であると同時に、限られた時間の中で「再現性のある能力」を証明してもらう場でもあります。

「ああ、この方の本当の魅力は、そこじゃないのに…」 「その伝え方では、他の役員を説得できない…」

面接が終わり、お見送りの扉を閉めた後、そんな静かなる「歯がゆさ」を、私は一体何度感じてきたことでしょう。

この、採用側の「本音」と、候補者側の「思い込み」との間に横たわる、深く、冷たい溝。 誰かが、この溝を埋めなければならない。

素晴らしいキャリアを歩んでこられた方々が、年齢という見えない壁や、伝え方という最後のハードルで、不本意な結果に終わることのないように。その一心で、私はこのブログを立ち上げました。

このブログで、あなたが得られる「3つの価値」

このブログは、あなたの転職活動における「羅針盤」となることを目指しています。読み進めていただくことで、あなたは以下の3つの価値を手に入れることができます。

  1. 【価値①】採用側の「思考」がわかり、面接の主導権を握れる
    私たちは、あなたの言葉の何を評価し、何に懸念を抱くのか。この「採点基準」とも言える思考プロセスを、徹底的に言語化します。相手の考えていることがわかれば、面接はもう怖いものではありません。
  2. 【価値②】あなたの「経験」を、誰もが欲しがる「価値」に変換できる
    ご自身では当たり前だと思っている経験の中にこそ、企業がお金を払ってでも欲しがる「価値」が眠っています。その価値を見つけ出し、職務経歴書や面接で魅力的に伝えるための「翻訳技術」をお伝えします。
  3. 【価値③】年齢を「武器」に変え、自信を持ってキャリアを切り拓ける
    40代、50代というキャリアは、決してハンディキャップではありません。若手にはない深い洞察力、修羅場を乗り越えてきた胆力、それら全てがあなたの「武器」です。その武器を最大限に活かし、自信を持って次のステージへ進むための戦略と勇気を提供します。

あなたのキャリアは、あなたが思う以上に、社会から求められている

最後にもう一度、伝えたいことがあります。

もしあなたが今、ご自身のキャリアに少しでも不安を感じているとしたら。 もし、年齢を理由に、次の挑戦をためらっているとしたら。

断言します。 あなたのキャリアは、あなたが思う以上に、社会から求められています。

日本は今、深刻な人手不足、特に組織を牽引できるリーダーや、専門性を持ったベテラン人材の不足という大きな課題に直面しています。あなたの豊富な経験と知見を、喉から手が出るほど欲しがっている企業が、必ず存在します。

問題は、その企業と、まだあなたが出会えていないこと。 そして、出会った時に、あなたの価値を正しく伝えられていないこと。ただ、それだけなのです。

このブログが、その「出会い」と「伝える」を繋ぐ、架け橋となれたら幸いです。

さあ、一緒に、あなたの輝かしいキャリアの「第二章」を始める準備をしましょう。 その準備は、もう始まっています。

面接会場で、最高のあなたとお会いできる日を、心から楽しみにしています。

運営者:トリ